ストレッチアップに向いた立地は?

:Idealinkの島袋社長にお越しいただいています。

島袋:よろしくお願いします。

:ストレッチアップは1000万円以内でできそうですね。

島袋:はい、黒字化するまでの運転資金も入れて大体1000万円以内で収まりますが、場所を間違えると少し厳しいかもしれません。

:やはり立地が大事ですか。今どこにありますか?

島袋:店舗は東京3、大阪3、福岡1、熊本1で、東京の恵比寿が最初の店舗です。

:東京の店舗は恵比寿や西麻布にありますが、そういった高級な町の方がいいのですか?

島袋:どちらかというと駅チカの方が良いです。空中階でも構いませんが、1階にA看板を置けるかどうかがかなり重要で、実際の店舗でも置けなかったところは集客にやや苦戦しています。

加盟している人が店舗を増やしていることが優良本部の証!

:そういうことも少しずつノウハウとしてわかってきたということですね。現在8店舗で、3軒持っている方と2軒持っている方が1人ずつと、1軒のオーナーさんが3人という状況ですか。

島袋:はい。また次の店舗を準備されている方もいらっしゃいます。

:加盟された方が良いと思って増やしているということですよね。

島袋:そう思っています。

:例えば「全国100店舗あります!」と言っていても、100店舗に対してオーナーの数も100で、複数店舗を持っている人が全くいなかったり、毎年30軒増えていても30人が辞めていて、結局店舗数が増えていなかったりするのでは、フランチャイズ的には良くないですよね。やっている人が店舗を増やしているストレッチアップは、良いフランチャイズだと思います。

島袋:フランチャイズの窓口として色々な本部さんとお取引している経験上、その本部さんの考え方にもよりますが、加盟店の数が少なくて店舗展開を複数やられている本部さんは、優良本部のケースが多いと思っています。

:色々なフランチャイズの方々と本部さんと付き合いがあるから、やはり言葉を選びながらお話されている感じがしますね。

島袋:そうですね。

:代わりに僕が言います、毎年30軒増えていても同じ数が辞めていくようなフランチャイズは駄目です。なので、実際にやっている方が店舗を増やしているストレッチアップは良いですよね。赤字なのにさらにお金をかけて店を増やすような意味のないことをする人はいませんから。

島袋:確かに。

:どのぐらい良い感じなのか、投資に対してどのぐらいリターンがあるかということと、お金の話だけでなく、実際にどのようなストレッチなのかも知りたいです。ストレッチの特徴と、実際の収益モデルについて次回聞かせてください。

島袋:わかりました。