「フランチャイズの窓口」運営から自分で本部を立ち上げるまで!
林:今回は、Idealinkの島袋社長にお越しいただきました。よろしくお願いします。
島袋:よろしくお願いします。
林:フランチャイズを検討されている方なら一度は見たことがある、あの「フランチャイズの窓口」を運営されていて、あともう一つ、ストレッチアップというストレッチの専門店の本部の社長さんでもあります。
林:フランチャイズの募集媒体の方は何年ぐらい前からされていますか?
島袋:会社自体は一度分社を経て現在二期目になりますが、事業自体はその前の会社で震災の後からやっていて、もう6年ほどになります。
林:フランチャイズの窓口はイベントもしていて、かなり有名ですよね。
島袋:6年ほどの歴史があるので、ある程度認知は頂いていると思います。
林:その中でフランチャイズのことを色々と学んだ後に本部を始めたのですね。
島袋:色々な本部を見させていただき、フランチャイズのすごさを目の当たりにしました。林さんの手がけた事業のように、最初は数店舗だったのが1~2年で一気に100店舗になるような成長を見ていたので、フランチャイズのメディアを立ち上げた時にいつかはフランチャイズの本部をやってみたいという欲がありました。ストレッチのノウハウは何も持っていなかったのですが、2013年の後半ぐらいからストレッチの専門店という形で本部を始めたのです。ちょうど今月の28日に福岡の店舗が開店しまして、それで8店舗目になります。
林:最初の店舗を立ち上げる時はお話を伺っていて、どうなるのかなと思いましたが、8店舗まで増えたのは、加盟されている方のビジネスが成功しているということですよね。
島袋:現在8店舗ですが、オーナーさんは実質5名だけで、初期に加盟された方が複数店舗を出されていることを考えると、それなりにメリットを感じていただいていると思います。
林:1軒作るのにどのぐらいお金がかかりますか。
島袋:最初に立ち上げた時は物件を安く仕上げるノウハウなどもなかったので結構高かったのですが、今では色々なノウハウがついてきて、実際に一番安い店舗であれば、加盟金など全て含めて600万円ほどでできます。
林:黒字化するまでの運転資金はまた別ですか。
島袋:そこから200万~300万円程度です。
林:全て含めて800万~900万円ぐらいということなら、日本政策金融公庫を使えば手が届きやすい範囲ですね。自己資金はどの程度必要ですか。
島袋:オーナーのタイプにもよります。現在は完全に投資型のオーナーさんだけなので、店長の給料として大体20万円台後半から30万円程度が必要で、若干高くなりますが、もし自分でストレッチをやられる方なら黒字化は早いと思いますし、色々な経費が抑えられるはずです。
林:ではイメージとしては、自己資金は100~200万円ほどで、残りを日本政策金融公庫で借りるという方が多いですか?
島袋:はい、新規で融資されるパターンが多いです。
林:それなら手軽ですね。その辺りについてまた次回教えてもらってもいいですか。
島袋:わかりました。