マッサージと平行してできる「ストレッチアップ」!
竹村:尾上さん。前回の続きになりますが、低価格マッサージを行っていた本部が「ストレッチアップ」に乗り換えるということでしょうか?
尾上:平行して行いたいという要望が多いです。もともとのマッサージのお客さんもいますし、リスクを考えると完全に乗り換えることも難しいでしょう。
竹村:現在14店舗ということですが、オーナーは何名ほどでしょうか?
尾上:9名です。
竹村:複数の店舗を出店しているオーナーもいるということでしょうか?
尾上:4名ほどいます。
竹村:その方々はいつ頃加盟したのでしょうか?
尾上:ほとんどは初期の方です。最近だと京都に2店舗を同時に出店された方がいます。
竹村:初期の方が増店するということは成功している証です。
「ストレッチアップ」の初期投資額!
竹村:では、「ストレッチアップ」の初期投資額を教えてください。
尾上:運転資金込みで約1000万円になります。運転資金が約200~300万円になるので実質は600~700万円程度です。この費用の中には物件取得費も入っています。
竹村:設備費はどうなっているのでしょうか?
尾上:物件とベッドさえあれば開業可能です。
尾上:なので、初期費用は低めになっています。一番大事なのはトレーナーさんたちの接客技術や集客です。
竹村:利益のほうはいかがでしょうか?
尾上:モデルとしては月に50万円と説明しています。
竹村:50万円もあれば店舗もトレーナーも徐々に増えていくと思います。オーナーさん自身が施術を行うことはあるのでしょうか?
尾上:ありません。
トレーナーは確保できるの?
竹村:4店舗経営しているオーナーであれば200万円です。増店したくなる気持ちもわかります。では、今度は人材について伺います。
竹村:トレーナーは簡単に採用できるのでしょうか? また、優秀な方とそうでない方で差は生まれませんか?
尾上:まず人材ですが、運がいいことに人材不足で出店できなかったケースは一度もありません。一定数は必ずいますし、前回でも説明しましたが、マッサージ単体から一歩先に進んでストレッチも行いたいという方がやはり多いです。最近ではテレビの影響からかパーソナルトレーナーが注目されていますが、その狭き門にあぶれた方なども吸収できます。
竹村:時間が足りなくなってしまいました。残りの疑問は次回でぶつけたいと思います。