政策金融公庫はとても大切!
林:竹村さん。前回の「フランチャイズに加盟して失敗したらどうなるの?」という話の続きです。政策金融公庫を利用することはとても大切だということでした。
竹村:非常に大切なことなので、以前、フランチャイズチャンネルでも複数回取り上げました。無担保無保証で借りられるのです。こんなチャンスは滅多にありません。
林:では、僕から質問です。「会社をつくって、公庫から借りて、事業が上手くいかなくなったら、会社を潰せば借金は残らない?」。個人で借りたら自己破産もあり得ますが、会社を通したらどうなるのでしょうか?
竹村:創業融資というものだったら、基本的に緩やかなリスケで対応できます。
林:では、借りた会社を潰したらどうなりますか?
竹村:同じようにリスケで対応できます。
林:結局は個人で返済することになるのでしょうか?
竹村:弁護士の方などに相談すると、潰して、破産したほうがよいとアドヴァイスされるケースもあります。
銀行では、最悪自己破産!
竹村:ですが、無保証なので法律的な義務はありません。銀行から借りている人は、保証しているので自己破産するしか方法がないのです。
林:では、借金が1000万円程度残る危険性はあるが、100~200万円で1000万円のビジネスに早期に挑戦できる。また、万が一失敗したとしても緩やかなリスケで自己破産はなく、引き継ぎの売却費、敷金で回収は可能。本当にチャンスですね。
竹村:政策金融公庫が創業融資の枠を拡大している今こそチャンスだと思います。
林:勉強になりました。