東大卒で弁護士資格を持つITベンチャー社長!
林:本日は資格スクエアの鬼頭社長にお越しいただきました。
鬼頭:よろしくお願いします。
林:鬼頭社長は何と開成、東大、弁護士、そして投資ファンドに勤めてからのITベンチャーを起こすという経歴をお持ちです。
林:凄まじい経歴ですよね。
鬼頭:そうですね、経歴だけは何か綺麗な感じになってしまっていますが、実物は結構泥臭い人間ですよ、実は。
林:いやいや、弁護士資格を持っている先生なのに全く偉ぶらずに、本当にすごいなと一緒にいて僕はいつも思っています。普通であればそのような経歴の人って、安定を求めそうなイメージがあります。それほどの凄まじい経歴を持ちながら、そこでITベンチャーを起こした理由は何でしょうか。
ITベンチャーを起こしたヒントは司法試験業界にあった?
鬼頭:色々あったのですが、短く言いますと、司法試験を受けた際に勉強していて、この業界は少し何か違うな、と。やはり、あるべきサービスの形になっていないのではないかという風に思っていたんですね。
林:司法試験業界のどの辺りが終わっていましたか。
鬼頭:終わっているとまでは言いませんが、実際、色々な塾がありますがどれも第一に高いということと、最初にお金を全て払わされてしまうということがあります。100万円、場合によっては200万円ということもあるわけです。
林:まとめ払いで返ってこないということですね。
鬼頭:そうです。なぜ返ってこないかというと、それは大体1年分の金額にあたるのですが、大体の人が続かないわけですね。続かないから逆に先に貰ってしまう、ということです。続かないことを見越して先に貰うというモデルなのです。
私が司法試験の受験生だった時に、塾に行こうと思って、パンフレットを見たりして色々試そうとしたのですが、さすがにこれは無理だろうと。私は奨学金を貰っている苦学生という立場だったので、奨学金を貰いながらさすがにこれは少し厳しいのではないかと思いました。しかもそのサービスを見てみたら、どれほど素晴らしい革新的なサービスなのかというと、基本的には講義を聞くだけなのです。
「講義聞くのに100万円も払うの?そんなことないでしょう」と思いました。私はそもそも講義を聞くとか授業を聞くということがあまり好きではなかったんですね。そんなことをするために100万円を払うのはどうかなあと思って、塾に行かなかったという経緯があるんですよ。ですから、司法試験業界をもう少し変えられるのではないかなと思って、色々考えて行き着いたのが資格スクエアというサービスです。
林:なるほど。ではその業界の問題点を解決するサービスなわけですね。
鬼頭:勿論です。私が感じた問題点をリストアップして、それをカバーする為にはどのようなサービスがいいのかということを考えに考えて、考え抜いて生まれたのが今のサービスなんですよ。
林:なるほど。それはどのようなサービスなのかとても気になります。
鬼頭:ちょうど含みを持たせたところで時間になってしまいました。
林:そうですね、では次回、業界の問題点を全て解決したその資格スクエアについて詳しくお願いします。
鬼頭:はい、是非お聞きください。ありがとうございました。