フランチャイズの肝は誰でもできるように仕組み化されていること!

:それほどの最強のシステムを開発できる鬼頭社長だったら、直営でバンバン広げられるのではありませんか。

鬼頭:よくそう言われるのですが、やはりフランチャイズの肝は誰でもできるようにすることだと私は思っています。「私だからできる」とか、「直営だからできる」というシステムでは駄目だという考えです。我々は、例えば勉強計画なども基本的には「こういう人にはこういう計画を与えてください」という内容を作っています。

テストについても、「こういう進み方の人にはこの問題を出してください」とか、例えばテストに来られない日がある場合には「別の日にテストを実施する時には、この範囲をテストに出してください」など、そのようなことを細かく決めているわけです。

テストには短答式と論文式がありますが、実はそのいずれも我々がオリジナルで問題を用意しています。フランチャイジーになっていただいた方にはそのテストを全てお渡ししますし、そもそもテストを受けに来る日以外の日常の学習を管理する為に、ユーザーに対してどのような指示をすればいいのかということも全てお教えさせていただきます。したがって、基本的には司法試験に受かっていない人でも、指導ができるような仕組みになっています。

:すごいですね。それだけもう仕組み化されているということですね。

鬼頭:そうですね。ただ個別指導ゼミだけはやはり試験に合格した経験のある人が指導しなければならないので、それについてはその近くの実務家や合格者の方に担当していただくということを想定しています。

:なるほど。資格スクエア・リアルを一軒作るのにいくらぐらいかかりますか。

資格スクエア・リアルを作るための金額とは?

鬼頭:フランチャイジーとして始める為の金額ですね。まず加盟金として300万円を頂くという形になっていまして、その後はロイヤリティとして15パーセント頂くことになりますが、実際に借りる坪数としては、大体20坪程度です。そして賃料としては大体30万円前後を想定しており、それ以外には教室長の方を別に雇うのであればその方の給与を支払うことになります。勿論、最初に机を買ったりする初期投資や雑費などは必須ですが、逆にいうとこのモデルには大きな設備投資というものは必要ありません。

:なるほど。最初に必要になる加盟金は定価が300万円ですが、実験段階ということで、多少お安くなりますか。

鬼頭:勿論それは考えています。

:それでは、大体必要な金額は1000万円前後でしょうか。そんなにはかかりませんか。

鬼頭:1000万円も見ていただければお釣りが来るぐらいです。最初のプロモーション費用を見てという感じでしょうね。

:なるほど。大体生徒さんが何十人ぐらい来て、一年間の収支としてはどの程度になるかという見通しはありますか?

鬼頭:生徒さんが50人ほど集まれば、利益としては控えめに言っても1000万円レベルで出るようなモデルにはなっていますね。

:普通の塾で50人集めてもそこまでの利益は出ないことを考えると、すごいですよね。では一人あたりの単価はどのぐらいで想定されているんですか?

鬼頭:一人あたりの単価は、司法試験であれば大体月に75,000円前後で想定しています。

:なるほど。他の予備校では大体年間いくらぐらいかかるでしょうか?

鬼頭:他の予備校は大体100万~120万円程度が多いですね。

:では月々10万円ほどですか。他の予備校よりもここまで手厚く管理してあげるにもかかわらず、こちらの方が安いですね。

鬼頭:そうなんです。しかも月額での支払いができます。

:まとめ払いではないのですね。我々としては続けさせないとお金を貰えないということを考えると、非常に良心的なビジネスモデルですよね。

鬼頭:そうですよね、だから続けていただくことでウィン・ウィンの結果に繋がるんです。わざわざそういうビジネスモデルにしています。しかし実際やっていただいている方の満足度は非常に高いです。「今まで私は何を勉強していたんだろう」というコメントも頂いています。私が実際の指導もしておりますので、実際のユーザーの方の声はやはりとても励みになりますね。

:いや、この資格スクエアさんのすごさがよくわかりました。もうヤバイです、これは。業界に革命を起こしますね。ではお話は一旦ここで終わりますが、また聞きたいことが出てきたらお伺いさせてください。

鬼頭:勿論です、いつでも呼んでください。