「マンマチャオ」はどんな人にオススメ?
林:コインランドリーの投資について誤解がとけてきました。「マンマチャオ」が選ばれる理由もわかりました。最後に「マンマチャオ」はどんな人にオススメで、どんな人には向かないのかを教えてください。
三原:コインランドリーはサラリーマンの方でも副業として取り組むことのできるフランチャイズです。いつかは起業したいけれど、いきなり思い立って会社を辞めて、社員を雇用して仕事をするというのは難しいので、とりあえず副業でコインランドリーに取り組み”BtoC”の基礎を学んでいただきたい。経営者とはなにか、パートを一人雇用するとはどういうことなのか、お客様のありがたさやお金のありがたさをコインランドリーで勉強していただいて、そのあとまた違った、もっと人手のかかるようなフランチャイズに携わるようになってから、会社を退職されるとよいと思います。そういう方にこそ、コインランドリーにチャレンジして欲しいと思っています。
林:経営的視点が学べるということ。
三原:例えば値段は加盟店で設定していただいても構いません。300円・600円・800円という利用料金を400円・700円・900円にしてみたり、平日はタイムセールで100円均一にしたり、一周年記念で100円にしたり、ポスティング、チラシ、ホームページを自作したりと打つ手はいくらでもあります。自分の店を自分なりに盛り上げていくためのマーケティングを私どものスーパーバイザーと相談しながら行ってもらい、サラリーマンの傍らで勉強していただけたらいいなと思っています。
「マンマチャオ」は起業を考えているサラリーマンの第一歩に最適!
林:僕も起業のはじめの一歩として最適だと思います。忙しい中であまり重たい業態を抱えても負担になってしまう。かといって、ただ投資するだけというのも味気ない。その点、コインランドリーはバランスがとれています。
三原:アパート・マンション経営といいますが、売上・家賃の上限は決まってしまいます。ですが、コインランドリーは稼働率が10%を割れているので、8%を10%にするだけで20%アップするわけです。さらに10%を12%にする、稼働率を上げるためにどうしたらいいか。売上自体に天井はないのですから、創意工夫のしがいもあります。家賃を得るためのアパート・マンション経営よりはやりがいがあると思っています。
林:では、起業を考えてるサラリーマンの方にオススメということでしょうか?
三原:その通りです。私どもはオーナー会という経営者仲間の集会を開いています。そこで各々の経営について質問したり、情報交換を行い、経営者としての感覚に磨きをかけていただいて、ゆくゆくは大手企業の社長さんになって欲しいと思っています。
「マンマチャオ」に向かない人
林:オーナー会の様子を写真で拝見したことがありますが、雰囲気もよさそうでした。皆さん、いかにも順風満帆という印象でした。そのような切磋琢磨し合える仲間と共に歩んでいくのもよいと思います。逆にこういう人には向かないというのはありますか?
三原:コインランドリーの機械にしてもそうですが、大工さん・水道屋さん・電気屋さん・ガス屋さんなどを値引くことから始める方がいます。アパート・マンション経営というのは売上が決まってしまいますので、セオリー的にはとにかく安くすることを追求していきますが、何故かその方法をコインランドリーにまで持ち込み、各協力会社さんを叩いて総見積もり20件をかけて経費を削減しようとするのです。そういう方には少し困ります。
関係者も含めて幸せになろうという方が向いている。
三原:この話はもう少しさせていただきたいと思います。
林:では、第二回でご説明ください。