最初は資金繰りに苦労…武田塾のオーナーによる振り返り
林:短期間で7校舎展開して今では10校舎ですが、ここ数年を振り返ってみて、どうでしたか?
久保田:校舎を増やすことは、大変です。
生徒は、普通の塾と比べると武田塾はすごく集まってくると思います。
広告を本来であれば折込チラシやビラ、ポスティングをしないといけないですが、他の塾と比べるとそれほど多くなくても、生徒が非常に多く集まってくることが良かったです。
苦労した部分は、複数校舎を同時に開いたので、生徒が集まりやすいと言ったけど一挙に100人来るわけではありません。
はじめは1人、2人と増えていくので、資金繰りにすごく苦労しました。
林:1校舎分余裕を持ってたのではなくて、毎回全賭けしてもらってたので、本当にありがとうございます。
おかげで、一気に武田塾が広まりました。ありがとうございます。
久保田:これがFCの非常にいいところだと思うのですが、FCには核となる場所があると思います。
今はその核となる場所が、武田塾もどんどん広がっていてむしろ郊外の方が集まってくると感じています。
はじめは核となるところを先にやっていきたいという気持ちがあったので、本当に全てを賭けてやりました。
久保田:嘘のような本当の話で、子供の体操着が買えなかった時がありました。
林:資金を武田塾に突っ込みすぎて、体操着代がなかったということですか?そんなに高級な体操服だったんですか?
久保田:小さなお店だったので、現金でしか払えませんでした。カードは持ってたんですけど、現金がなかったです。
1〜2ヶ月で、そんなに簡単につくれるの!?
林:加盟を検討されている方は、”そんなに簡単につくれるの?” と思ったり、”人を雇って1〜2ヶ月ででできるの?” というのを疑問に思っていますが、その辺りについて、教えてください。
久保田:もちろん簡単ではないです。
うちの場合はもともと学習塾を10数年やっていたので、それなりの生徒や父兄の対応や、学習塾がどういうものなのかというベースがあったのでよかっというのもあると思います。
武田塾のシステムは非常によくできているので、ものすごい難しいというわけではないですが、人を雇ったりお金を工面したり、あるいは募集期には他の塾のように、大量の折り込みはしないですが、WEBの制作をやらないといけないという、努力は惜しまなかったです。
本部に夜中に教えてもらって、それを愚直にやったという経緯はあります。
林:CAIには、丸山さんというすごい人がいて、短期間でマスターしてもらって、一気にやってもらいました。
久保田:あの当時はやりはじめた時で失敗はできないので、こちらも真剣でした。
夜中の1時までやって、それから林社長と倉智統括と会って、WEBの会議を朝の4時までやって、ラーメンを食べてということがあの当時はありました。
林:それが今では、久保田社長も10校舎をやってくれて、全国100校舎になっています。
その時すごい勢いをつけてもらって本当に感謝してます。
林:次回ですが、僕が個人的に相談したいことがあるので、それを聞きたいと思います。