FC加盟前に先輩オーナー何人に話を聞いたらいいの?

林:FCに加盟しようと思っているんですけど先輩オーナーの声を何人くらいから聞いたらいいでしょう?

竹村:あんまり回ってもしょうがないと思っています。おそらく質問されている方の意図は、1人にしか聞かなかったら、FCの情報が確かではないかもしれないということだと思います。
しかもその人が本部の紹介の人だとしたら、本部の営業マンが一緒についてくるケースが多いです。
ぜひ成功しているオーナーの話を聞いて見てくださいって言われます。それで話を聞くだけでは不安だというのはわかります。

何人に聞いても完璧にはわからない

竹村:じゃあ三人に聞けばいいのか、5人に聞けばいいのか、10人なのか。これはなかなか難しいです。たくさんの人に話を聞いても結論にはたどり着けないと思います。
回るのだったらFCに加盟しているオーナー全部を回るというのもありだと思います。武田塾にも、3ヶ月くらいかけて連絡が取れるところほとんどすべてを回った人もいました。やるんだったらすべてを回ると全体像がわかります。
1人が怪しいからといって3人に聞いたってわからないです。

竹村:前提として人の話はあてにならないです。
なんでかというと、成功している人は意外と難しいと言います。あまりうまくいっていない人ほど加盟してよかったと言うのです。
成功している人は、自分が大変だったり苦労して成功しているので、自分と同じくらいはできないだろうと思っていますし、失敗した人ほど失敗を認めたくはないです。
人の話は完全にあてにならないとは言わないですが、半分くらい、せいぜい6割くらいで聞かないといけないと思います。
その人のものの言い方もあります。ひねくれている人もいれば素直な人、なんでもプラス思考、なんでもマイナス思考の人もいます。
そういうのがわからないで聞きにいっても、何人に聞いても混乱するだけだと思います。
確かに、本部に紹介された人だけで完結するのもどうかとは思います。けれども数を聞けば安心だということではないと思います。
それにもう1つ言うと、自分がやるのだから、その人とは違うはずです。
自分と同じような人がもう1人いて、その人が先にやっててその人の話を聞くなら参考になるのですが、そんなことはありません。

相手の立場を考えて行動すること

竹村:先輩オーナーに質問をするなら、「本部が言っていることは信用できますか?」ということを聞いたら、ある程度その答えは何かしらあるとは思います。
ただ、自分がオーナーだとしてそんなことを聞いてくる人をどう思いますか?

林:「本部は信用できるのか?」と聞いてくるってことですよね。そんなことを言うなら加盟しなければいいのでは?と思います。

竹村:やっている人はそう言う風に思います。
みんな自分のことを、自分が失敗したくないからと思って聞きにいくのですが、やっている人は、もうやっているので、その相手の立場がわからなくて、自分が失敗したくないから本部のマズい点を教えてください、と言われてもそんなことは教えないです。

せいぜい、適当に答えておいて本部に電話を入れて、「今日来た人はダメだよ」と言うようになります。
それよりも今は、加盟している人たちのブログやFacebookを、武田塾だったら林さんのフォローをして、オーナー達の反応などを見てチェックしたらわかるでしょう。
そういうところから、安心できるかの雰囲気や匂いを感じた方がいいと思います。