FCに営業マンは本当は必要ない!!

林:営業マンが熱心すぎて引いてしまうという、前回の続きです。
営業マンが熱心すぎると、話を広げすぎるて、営業の時の説明と加盟後の状況で話が違うこともあるかもしれないしよくないです。
加盟説明会に来てもらった人に何のアプローチもしないで、やりたいという人にだけ連絡しています。

竹村:FCとは本来そういうもので、こちらから勧めるものではありません。
秋田にいる人が東京で武田塾を発見して、ネットで調べてこれは面白いと思って秋田で受験生のために自分がこのビジネスをやってあげたい!と思って、事業をやるためにはどうしたらいいのですか?と質問が来たら、FCになっていて加盟金がいくらでロイヤリティがいくらで、その条件で秋田でやれるか自分でシミュレーションをしてみることが大事です。
東京のようにはいかないけど秋田にも受験生はいるから、100人は集まらないけど70~80人、あるいは50人くらいはやれるだろう、それだったら採算が取れるから加盟しよう、となるのが自然の流れです。

秋田でやろうと思うから、他の地域ではどうなのかという必要な情報提供やアドバイスをするだけで十分です。

成功するために必要なアドバイスをするだけ!!

林:自然に来た人に自然と話が進んでいて今はいい感じです。
FCチャンネルで知ったという人が本当にいい人たちです。

竹村:何にもやらなかったら知られないから、武田塾というビジネスが面白いと思ったら自分でもやれないかなと思って空いているエリアを探して説明を聞いて、実際にビジネスをするために必要なアドバイスをしていきます。
僕は、成功するためにはどうしたらいいのかというアドバイスをするだけです。
だから営業は一切しません。
もし営業をすると、営業の段階でおかしくなります。加盟者がお客さんになってしまいます。加盟金が300万円だとして、加盟させたら営業の成果としての300万円がすぐに入ってくるからお客さんに見えてきます。
この300万円が1日も早く入ってくるようにクロージングをすることになります。
それで来ちゃう人はお客さん意識が高い人です。

お客さんから自己責任に!?

竹村:成功させてあげますよ、と僕が言えば、ありがとうございますと言ってくれる人もいますが、それはお客さんだからです。
営業マンがいるFCに加盟すると、ここからは自己責任ですと言われます。
つい昨日まで判子を押すまではお客さん扱いされていたのに、ここからは経営者で自己責任ですと言われます。
そして研修に出てみたら厳しいことを言われてしまいます。
こういう方が失敗しますと言われても、ちょっと…という感じです。

FCの世界を健全なものに変えたい!!

林:こんなにいい事業で儲かりますがどうですか?というアントレ的なものは僕は脱していきたいと思います。自然と本当の情報を発信して、スクも説明して、こんな感じでいいですか?と言って加盟を強く押していないのにそれでもやりたいと言ってくれる人とやりたいです。

竹村:昔は広告を出すか、FCをやってる人が増やしていくしか知られる方法がなかったのですが、今はネットや動画などいろいろな方法で知ってもらえます。

林:広告を出したり熱心に営業をしないといけないというものから、FCというものはやりたくなったら勝手に自ら行くものだという風に、FCの世界を健全なものに変えていきたいと思っています。