全員がFC広告通りになるわけなんてない!!

林:FC広告を見る注意点を教えてください。

竹村:注意点は色々あります。どんなところがあるでしょうか?

林:広告の内容通りになる本部はない、ということです。
全オーナーの年収平均がいくらと書いていますが、全員がその通りになることはないと思います。

竹村:広告だということをまず理解しないといけません。
例えばスーパーの広告なら、卵が1パック98円と書いていたら一応98円で売っています。
それは限定何パックかかも知れないですが。
FCの広告ということになるとちょっとそれとは違うかと思います。

FC広告は健康食品の紹介に近い

竹村:イメージしてほしいのは、健康食品です。
青汁やそのほかなんでもいいのですが、健康食品とかダイエットマシーンとか深夜放送でやっているものをイメージしてほしいです。
そういった健康食品の食品の紹介はみなさん気をつけて見ていると思います。

林:実際そういうケースもあるけど、全員に効果があるわけではないと思います

竹村:「※個人差があります」とテロップに出ることがあります。
まさにFCの広告はそうです。
やる人が違うのだから、FCの広告も健康食品の宣伝のように個人差があります。
体重が減った、二日酔いがなくなった、についても全員ではないと思います。
だから、健康食品の場合はお試し品があるので広告として成り立っています。

竹村:FCの場合はスーパーで売ってる卵の広告ではなくて、健康食品の広告に近いですので、FC広告に書いてある内容通りに全員がなると思ってはいけません。

FC広告は割り引いて考えるべし!!

竹村:アントレや比較サイトなどには本当にすごい内容の広告が並んでいます。
そういうのを読んだら、サラリーマンは全員辞めてしまいたくなります。
FC広告の誇大な部分は割り引いて考えないといけません。
どうやって割り引いたらいいのかというと、話半分くらいで聞いておけばいいのかそのあたりが難しいです。

林:ダイエットについては、器具を使って毎日やった人は宣伝通りになるかもしれないですが、FCでは広告通りになる人が100人いたとして何人いるでしょうか。
しかも全員の平均とか書いていますが、絶対に平均ではないというのがあります。

竹村:どうやってFC広告に書いてあることを割り引いて考えるかというと、どうやって広告が出来上がるのか、という視点が大事です。
広告をどうやって出そうとするのか、という心理や思考がわかると、割り引いて考えることにとても役に立ちます。

次回、広告を出す側の心理や思考について説明します。