0次募集のサプライズ!

:竹村さん。0次募集と1次募集について、さらに詳しく教えてください。つまり、先行きが不透明なフランチャイズは、身内、知人以外に紹介してはいけないということでしょうか?

竹村:好ましくはないでしょう。また、0次募集には、さらにもう一つメリットがあります。サプライズと呼んでいましたが、開拓に向く人材を獲得することができるのです。

リスクを承知で、テスト段階でも取り組みたいという方々には玄人が多く、そのような優秀な方々は0次だからこそ飛び込んできたといえます。

不安定な段階に魅力を感じる方は必ず一定数います。成功すると先行者としてのメリットがあるからです。現に、「武田塾」のクボタさんは10校舎も経営しています。オオハマ社長の年商は何億でしょうか?

竹村:お二人に共通することは、ただの参入者ではなく、挑戦者だったということです。安定しているフランチャイズでは、一攫千金は難しいのです。

発展途上だからこその将来性!

:僕は先行き不明のギャンブルだと説明しながら加盟開発をしてました。200校舎撤退ゼロの「ヒーローズ」をオススメしながら、加盟説明会をしていました。ですが何故か、加盟してくれる方々がいました。

竹村:優秀な方々が集まる理由としては、広告で募集をしていないからです。広告の甘言に釣られるような加盟希望者は、0次の段階にはふさわしくないのです。

:今でいえば「心身健康クラブ」さん、「資格スクエア」さん、「AO義塾」さんは、0次の段階のフランチャイズといえます。この先、一気に100校、100ヶ所に拡大する可能性もあり得ますし、反対にテスト段階で頓挫する可能性もあり得る。フランチャイズは奥深いです。今後もフランチャイズについて、教えてください。