2017年にはいいFCとダメなFCの格差が広がる!!

林:2017年には投資型FC・副業が流行ると予想されていましたね?

竹村:もう1 つの流れとして、いいFCとダメなFCの差が広がると思います。なぜだと思いますか?

林:儲かっている人は融資をどんどん受けられるのでどんどん店舗を増やすことができるからでしょうか。

竹村:その通りです。FCはやってる人たちが伸びていかないとダメです。
1つやってうまくいけばどんどん借りることができます。武田塾にも脱サラから多店舗展開したオーナーがいます。
脱サラして2年経たないくらいで7校されていますが、1つ上手くいったらどんどん銀行が融資してくれます。
今は銀行が拡大の後押しをしてくる流れになっています。
コインランドリーでも、銀行は提案書をもって次やりましょうと言ってきます。

竹村:いいFCというのは、
1つ上手くいく→銀行が融資してくれる→中の人たちが増店していく
という流れが起こり、なにもしなくても増えていくという状況なので、広告も出さなくてもどんどん増えていきます。
逆にダメなFCの場合は、
やってる人が上手くいかない→増店しない→評判が下がる→広告も効果がなくなる
という流れで、うまくいかないことがバレて、どんなに広告しても広まらないという流れになります。

林:こんなにお金を借りやすい時代なのに増えないということは、相当ビジネスモデルがダメだということになります。

竹村:一部の人が上手くいっていたら、その一部の人がダメな店舗を買ったりしているはずですが、それすら起きないということはよほどダメなのだと思います。
やってる人たちが満足してどんどん増えていくFCと、全く増えないFCとの差が開いていくのが今年の1つの流れだと思います。

段階Jr.世代の脱サラの兆し:40代~50代が取り組めるFCが増えてくる!?

竹村:もう1つは、来年、再来年あたりから段階Jr.(団塊世代の子供たち)が40代になってくるので、その10年先輩くらいまでは定年まで勤めようとしていますが、そういう時代ではないと気付き始めています。
段階Jr.世代はかなりの割合で脱サラすると思います。
40~50代が取り組めるFCがこの先増えてくると思います。

林:最後まで勤めるという時代ではないですね。

竹村:定年までしがみつくのは僕の世代が最後かもしれません。

林:僕の父も証券会社で出向せずに最後まで本社にギリギリ残った感じです。

竹村:それが何とかイメージできるのが僕の世代までだと思います
今の40代があと20~25年会社にいられるのはイメージできないと思います。
今借りられるのだから、そこに気付き始めていろんな雑誌の特集も組まれ、今後ものすごい大きな起業ブームになっていくと予想しています。