ビジネスモデルに問題あり？
林:竹村さん。前回に引き続き、「フランチャイズ本部をやっています。加盟を増やしたいんです。どうしたらよいのでしょうか？」という質問です。僕はビジネスモデルの見直しが必要だと思うのですが、どうでしょうか？
竹村:前回、スーパーバイザーを強化するという、もう一つの方法を紹介しましたが、それは苦肉の策です。赤字の店舗を黒字化するためにスーパーバイザーを強化するというのは、ビジネスモデル自体がフランチャイズとして失敗しているということだからです。
スーパーバイザー頼みだと、グレーフランチャイズになる？
竹村:ですが、多くの本部は知ってか知らずかそのような状態に陥ってしまいます。加盟者を増やすことによって資金を掻き集めて、その資金で立て直そうと考えるのです。これはブラックフランチャイズの回でお話しましたが、グレーフランチャイズになる典型的パターンです。
林:結果的にグレーフランチャイズになってしまうのは何故なのでしょうか？
竹村:取り組んでいる方々のロイヤリティが上昇しないからです。そうすると、当初の事業計画が狂ってきて、加盟金頼みという方向に行ってしまうのです。そのようなフランチャイズは大抵、責任の擦りつけ合いをしています。
ブラックになる前に、是非ご一報を！
林:立派なフランチャイズだったら、自ずと加盟者は集まります。取り組んでいた方々も店舗を増設していき、場所の取り合いのようなことも起きてくるはず。お悩みの方は是非、ご一報ください。
ホームページの工夫の仕方、営業の方法、加盟開発についても、僕達でよければいつでも相談に乗ります。ご連絡お待ちしています。
