カーブスはベンチャー・リンクが開発したアメリカ発のFC
林:カーブスって、FC加盟できるんですか?
竹村:カーブスはもともとベンチャー・リンクで開発したFCであり、本部の人間はほとんど元ベンチャー・リンクです。特に、社長と副社長は、僕と一緒にガリバーの開発をしていました。
社長は坂本さん、副社長は田島さん、会長には元ベンチャー・リンクの取締役の増本さんが就いています。
そもそもカーブスはベンチャー・リンクがアメリカから権利を買って、本部をやっていたFCです。
林:もともと流行ってる何かをベンチャー・リンクが手伝ったわけではなく、ベンチャー・リンクが本部だったということですか?
竹村:そうです。アメリカでカーブスというFCが流行っていました。そこで、アメリカだけではなく世界にできていっていて、日本の権利をベンチャー・リンクが買ったような形です。
林:ベンチャー・リンクが本部のパターンは、結構ありますか?
竹村:他にもありました。少し残ってるものもあるけど、なかなかうまくいかなかったです。その中でも、カーブスは上手くいったパターンですね。
林:もともとガリバーをやっていた人がカーブスをやって、上手くいくんですか?
竹村:これは、FCの本質が一緒だから上手くいったんです。
カーブスは九州ならFC加盟の余地あり!!
竹村:ただ質問は、”FC加盟できるんですか?”ということでしたが、結論を言うと、今はほとんどできないです。九州の一部はできます。
なぜかと言うと、たくさんでき過ぎたからです。エリアがもう残っていないです。1500〜1600くらいはあるはずです。
だから、ピンポイントで立地診断は非常にきちんとしながら、”ここならできる”という感じじゃないと出店ができないので、FC加盟できるかと言われると、”結構厳しい”というのがこの問いに対する答えです。
林:でもそれだけ全国に広がって維持されているから、もうエリアがないですよね?
竹村:そうです。きっと、儲かっています。
カーブスはターゲットを中高年に変更して上手くいった!!
竹村:最初からそうだったわけではないし、そこまで儲かってるかと言うと、そうでもないという話もしたいです。
林:カーブスは、はじめは上手くいってなかったですか?
竹村:今カーブスはどんな人がお客さんか知ってますか?
林:中年の女性とかですか。
竹村:そうです。女性専用フィットネスなのですが、対象が中高年です。中年と言うと、40〜50代ですけど、もっと上です。だから、カーブスはシニアビジネスです。
たまに新聞でカーブスのチラシがきますけど、おばあちゃん達がぶら下がったりしているようなチラシです。
ただ、最初はそうではなかったです。
林:最初は中高年向きではなかったんですか?
竹村:中高年向きではなかったですが、その頃は流行りませんでした。
林:では、次回カーブスについて、詳しく話してもらいます。