FC業界は、外からは見えづらい!!

林:前回に引き続き、FC業界の成長について教えてください。

竹村:前回はグラフをお見せして、FC業界はGDPの3倍近いスケールで30年近く伸び続けている、ということをお話ししました。
それを外から見ていてどうですか?

林:竹村さんに会うまではFCをよくわかっていなかったし、正直いいイメージもなかったです。
さらに武田塾をやりたい人が沢山いるだろうという話を受けた時に、”そんな人が世の中にいるの?” と、僕は思いました。

竹村:世の中は見えづらいものです。
FCがこんなに伸びている、という特集をそんなに見たことがないので、そういう意味では、あまり人気はないです。

FC業界は、ネガティブな情報が出回りやすい!!

林:でもFC業界に入ってみたら、やりたいと言ってくる人や、加盟説明会にも人は集まりますし、検討してるところも多いし、本部として成功してるところも多いです。
こんな世界が広がってるとは、全くわからなかったです。

竹村:そこがFCの面白いところです。
失敗したとか騙されたとか、大変とか、ネガティブな情報だけが出回りやすいです。
FCで成功してガンガン伸びたという話はよく見ればありますが、世の中であまり聞かないです。
マルチ・フランチャイジーで、モスバーガーから始めて牛角で成功して、現在20・30億の会社になっている例は沢山あります。
ベンチャー・リンクは会社としては潰れてしまったけど、モスバーガー1店舗だった人を成功させて、30・40億という会社にした例をいくつも作ってきました。そこは社会に貢献した会社だと今でも思っています。

FCは失敗する人よりも、儲けている人の方が多い!!

竹村:でもFCで成功した会社の名前を言っても誰も知らないです。
世の中としては、意外と日が当たっていません。
データが示すとおり、FCとしては成功してるところの方が実は多いです。
100のうちどれくらいが成功してる本部かという見方は難しいけど、シンプルに考えてみてください。

竹村:FCが失敗する人の方が多かったら、絶対に伸びるわけがないです。
よくコンビニの時に言う話なんですが、コンビニは酷いし大変ですし、本部が儲けてます。しかし、あれだけできて増えていくということは、やる人がいて、やめないということです。
やめる人もいるけれども、少ないです。
セブンイレブンの継続契約をあれだけするわけだから、FCというのは色々言われていますが、結果的には儲けている人が多いです。
だから、成長していきます。

FCは今後も成長していく!!

竹村:やってる人が失敗するんだったら、どこかで成長は鈍ります。
ビジネスモデル自体は、アメリカで2世紀前に生まれたものだけど、そこからアメリカでも日本でもまだまだ成長しています。
FCは今後も間違いなく成長していくと思います。

林:FCの正しい理解を広めていきたいですね。