加盟契約の内容が厳しすぎる!!契約書の内容は最後に出てくるのが普通
林:加盟契約直前まで来たんだけど、加盟契約書が厳しくて悩んでいますという相談です。
竹村:FCでは、契約書が最後に出てくるのが普通です。
林:武田塾も最後に出てきますか?
竹村:武田塾も最後だけど、最後の最後ではありません。3割くらいのFCは、契約日に読み合わせをします。契約日にというところまで酷くなくても、最後のステップ8が契約だとすると、ステップ7で契約書の説明をすることが多いです。ステップ7で、”質問があれば”と初めて聞かれます。この場合、ステップ1〜7までの間で、ほぼ意思決定しています。契約を結ぶ段階では、”これは信頼関係が前提ですから”という言い方をしてきます。
竹村:本人もやる気だし、信頼関係が前提だと言われれば、”そうですよね”となります。
そして、1個1個読み合わせていきます。その中で、ちょっと引っかかるところはあるけれども、向こうに握手をされれば、契約してしまいます。それで契約をしてしまうというケースも多いので、今回の質問のようなことは結構起こります。
“契約日をいつにしますか?”、”月末までにします”、と。”それでは契約書をデータで送るので、これを読んでおいて、何か質問があれば、次の面談の時にお願いします”というやりとりがあって、いざ読んでみたら、目が点になることがある。これは普通に起こり得ます。
FC契約書をきちんと理解することが大切!!
竹村:知識として持っておかないといけないことがいくつかあります。
FCの契約書がどういうものなのか、きちんと理解する必要があります。
林さんも武田塾をやるまで、FCの契約書を見たことがなかったですよね?
林:今でもあまり見ていないです。
竹村:FCの契約書はどういうものだと思うかと聞くと、結構厳しいということは、一般の人もわかっています。
厳しいけど、よく言われるのが、携帯電話やローンを契約する時に、後ろにたくさん書いてあるけど、読む人はあまりいないです。一方でFCの契約書にも厳しいことが書いてありますが、読まなくてもいいというものではありません。
だから、FC契約はこういうものだと、きちんと理解してほしいです。そのために、見識・知識が大事という話をしました。
林:次回、FCの契約書について解説してもらいます。