営業マンを置かない武田塾!!
林:熱心すぎる業マンについて、さらに詳しく教えてください。
加盟する前に熱心な営業マンがいると、加盟後に関係が切れてしまうということでした。
竹村さんも武田塾に加盟したあとに、SVをやるわけじゃないけど、その反省は武田塾でどう活かされていますか?
ずっと人間関係があるからそこがいいということですか?僕がずっと出てるからいいということですか?
そういったところ、どう活かされているのか、教えてほしいです。
竹村:とにかく営業マンを置かない、営業しない、ということをしました。
そこまで言い切ってしまう仕組みをつくるしかないと思いました。
これは今まで僕が20年間、FCの営業をやってきたことから、何となくはわかっていたけど、ようやくここで試せたことです。
林:20年間”このFCはいいですよ”、と押し続けてきたということですか?
竹村:僕は押し続けるような営業ではなかったです。世の中でいう引きの営業を考えながら、結局はいかに入ってもらうかをずっと考えていました。今は加盟させることを全く考えていません。入る人は入るし、入らない人は入らないです。
林:来た人みんな入れていたら、大変なことになりますしね。
武田塾では、営業をしてはいけない!?
竹村:見てたらあまり変わってないと思う人もいるかもしれないけど、僕の内面としては全然違っています。
これは正しかったと思っています。
林:僕としては、竹村さんから”営業をしてはいけない”と言われて、そういう事例を試したことがあるのかと思ったら、武田塾で初めて試したのですね。
竹村:その前に、”ヒーローズ”をやっていたけど、僕の立ち位置というのは、営業ではなくて、外にいました。
そこで僕が、加盟検討者の立場に立って、ずっとコミュニケーションをしていました。
それによって、営業マンのオーバートークを防ぐことが僕の役割でした。
林:つまり、ヒーローズには営業マンがいて、竹村さんは加盟者側に立っていたというわけですね?
竹村:そう。そこが違いました。結局、営業マンはいらないのです。
マンマチャオでも本部側にいるわけではなくて、僕が加盟検討者側に座ることによって、営業マンのオーバートークを防止していました。
林:もし僕が”マンマチャオ”の三原社長のところに行って、コインランドリーを秋葉原につくりたいと言ったら、竹村さんは僕の側に座ってくれるということですか?
竹村:そうです。だから僕だけいれば、営業マンはいらないと思いました。ヒーローズでは、営業マンのやることが少なくなっていき、”だったら、営業はなくていい”となりました。結局、FCは全ての問題も、上手くいかせるために必要なことも、僕は開発にあると思っています。
林:次回、まだまだ語ります。