「ストレッチアップ」に必要な物件!
竹村:前回の続きになりますが、まずは物件についてです。「ストレッチアップ」は地方にも展開されていますが、どのような立地であれば成功するのでしょうか?
尾上:地方の出店は始まっていますが、実績はほとんどありません。なので、現在は大きな駅を狙っています。
竹村:大きな駅というのは、具体的にどういうことでしょうか?
尾上:人が集まってくる駅です。マッサージ、リラクゼーションなどのサロン系が密集しているような駅が好ましいと思います。
竹村:競合があったほうがいいということでしょうか?
尾上:はい。集客に向いているイメージがあります。
竹村:関西にも展開されているのでしょうか?
尾上:大阪と京都にあります。
尾上:京都は駅ではなく、いくつかのサロン系が密集している商店街沿いに出店しています。やはりそのような場所は人通りが多いので、集客にも有利です。
竹村:つまり「Dr.ストレッチ」などが近場にあるような環境がいいということでしょうか?
尾上:はい。現在のストレッチ業界はお客さんを取り合うようなメジャーな業界ではありません。体の不安を解消するためにストレッチを利用する方をどのように増やすかが今後の課題です。
竹村:フランチャイズとしてはスタートしたばかりで全国14店舗しかないので、さまざまな駅に展開できると思います。では、物件の坪数と家賃について教えてください。
尾上:坪数は20坪以下で、空中階も可能です。家賃は大体1坪1万円なので、20万円ぐらいになります。
竹村:何となく極上の物件ではないようですが、それでも経営できるということでしょうか?
尾上:極上の物件はなかなか手に入りませんし、必要でもありません。
「ストレッチアップ」の求めるオーナー像!
竹村:では、次はオーナーについて教えてください。ほとんどのオーナーさんは経営のみになるのでしょうか?
尾上:ほぼ全てのオーナーさんが経営のみです。
竹村:本部としてはどのようなオーナーさんを求めているのでしょうか?
尾上:投資目的のオーナーさんはもとより、女性のオーナーさんも大歓迎です。最近問い合わせが増えてきたということもありますが、女性ならでは斬新な意見も取り入れていきたいと思っています。
あとは若い方のステップアップにも力を入れていきたいです。実はとある店舗の25歳のアルバイトがオーナーになりたいと言ってきました。
竹村:非常に好印象な事例です。
尾上:彼のような未来ある若者に夢を与えていきたいです。
竹村:オーナーさんが自らトレーナーとして勤務した場合、損益分岐点はどうなるのでしょうか?
尾上:急落します。
竹村:そのタイプも可能でしょうか?
尾上:可能ですし、本部としても興味があります。
トレーナーとしての経験は不要!
竹村:その場合、トレーナーとしての経験は必要でしょうか?
尾上:もちろん僕らが研修しますので未経験でも構いません。
竹村:年齢制限はあるのでしょうか?
尾上:ありません。
尾上:全国の店長さんは20歳の若者から46歳のベテランまでさまざまです。
竹村:脱サラして自分自身で行うパターンもできるようです。これまでの話を伺う限り、以前の「ストレッチアップ」より数段進化している印象を受けました。なぜ急激に増えているのかはわかりませんが、伸び盛りなのは確かです。
お問い合わせはフランチャイズチャンネルにお送りください。尾上さんにお伝えします。今回はどうもありがとうございました。