トレーナーの採用は本部も手伝ってくれるの?
竹村:今回で3回目になります。前回はトレーナーの採用率について伺いました。
竹村:人材の供給は容易とのことでしたが、年齢や性別に差はありますか?
尾上:まず年齢ですが、19~20歳の若い方から40代後半の方まで幅広く採用しています。男女比はあまりありません。正社員であれアルバイトであれ、大事なのはお客さんの体を改善することに熱意を持てるかどうかです。
竹村:採用は本部も手伝ってくれるのでしょうか?
尾上:本部が全面的にお手伝いします。
竹村:本部で採用し、そのトレーナーたちを各店舗に振り分けるようなシステムでしょうか?
尾上:はい。なぜかというと、オーナーさんの多くが面接を苦手としているからです。投資家の方はトレーナーではないので、どのような面接をすればいいのか、どのような店長を採用すればいいのかがわかりません。なので、最初の段階でつまづかないようにサポートしています。
店長とトレーナーの兼業って大丈夫?
竹村:あともう一つ気になる点として、営業面があります。店長というのは売上を上げる仕事ですが、トレーナーとしても勤務することになると思います。兼業に近い状況になりますが、大丈夫なのでしょうか?
尾上:もちろん大丈夫です。
尾上:僕がトレーナーとして勤務していたときの回数券を採用していた「ストレッチアップ」では悩みの種でしたが、会員制を採用したことにより解決しました。回数券は努力次第で売れるのですが、大半のトレーナーは売上よりもサービスの質に力を注いでいるため、販売行為自体に消極的です。そのため、個々人の売上はモチベーションに大きく左右されていました。
竹村:客観的にもフランチャイズで回数券は非常に難しいと思います。
全員が同じぐらいのクロージング率!
尾上:なので、会員制に変更しました。すると全員が同じぐらいのクロージング率になりました。会員制という商品力が営業面も救ってくれました。
竹村:では、モチベーションが販売向きの方でなくても存分に能力を発揮できる環境が整っているということでしょうか?
尾上:そうです。
尾上:また、問い合わせの段階で入会を決めている方もいます。そのような方にはクロージングが必要ないので、そのままサインしていただくだけです。
竹村:わかりました。次回は成功する立地や取得する物件、「ストレッチアップ」に向いているオーナーについて教えてください。