「武田塾」の加盟開発状況

:竹村さん。今回の質問は「『武田塾』の加盟開発状況、どんな感じですか?」です。

竹村:去年で少しペースダウンしましたが、今年はどんな具合でしょうか?

:去年ペースダウンしたので、先読みして今年は約10校舎分の予算を組みました。

竹村:僕は加盟校数で目標を持つのは危険だと思っています。ロイヤリティに目標を持つべきです。それが共存共栄のコツなので、加盟目標数はあまり気にしていません。

:30~40校舎分の予算を組んで加盟目標数に達しなかったら支障が出てきます。10校舎分なら、別に決まらなくても大丈夫。

加盟目標数はあくまで目安!

竹村:営業数字を加盟目標数に合わせていくとフランチャイズはおかしくなっていきます。だから一応10校舎分の予算というのは健全なのですが、それにしても低過ぎやしませんか?それにもう超えています。

:3~6月で13校舎加盟したらしく、このままだと今期は合計で39校舎です。

竹村:随分前に広告はやめました。フランチャイズ募集のランディングページもない。

:だから加盟数が増えていたのは「アントレ」のおかげではなかったみたいです。全国のフランチャイズ本部の皆さん、加盟希望者は自ずと集まりますよ。

このままだと来期までに151校舎!

:このフランチャイズチャンネルも広告塔みたいになっています。実際にビッグネームの方も来ました。6月27日現在125校舎で、このペースが今期中、3月~来年2月まで続くと151校舎になります。

竹村:別にペースダウンしている感じはしていません。今の基準の「武田塾」の開校可能エリアは明確なので、残り少なくなっています。つまり椅子取りゲーム状態なので、加盟が決まりやすくなっています。

:人口が多い都市のエリアが残り少なくなってきているということでしょうか?

竹村:小さい都市にも開校されていくと思いますが、受験生をターゲットにしているので明確な立地を導き出すことができます。「武田塾」は差別化された塾なので、そこの地域にいる高校生数がそのまま生徒数になる。だから早い者勝ちですよ。

:加盟開発状況、一言で言うとどうでしょうか?

竹村:加盟開発は順調、無理に校舎数を増やすつもりはない、生徒数を増やしていくほうが大事、この三拍子です。生徒数が増えればロイヤリティが増え、加盟店の方々が幸せになり、それは風のうわさとなってさらなる発展を生みます。加盟者も新規店舗を増設していくでしょう。これが健全なフランチャイズの形だと思います。

:ロイヤリティも予算を上回ってびっくりしています。今回は以上です。