とある塾の関係者に以下の3点、質問を受けましたのでお返事しました。
ーーー
① 武田塾はなぜ夏休み、冬休み等の長期休みの際に講習授業をされないのか。
授業で勉強していないんですね。武田塾は。
参考書で勉強しているので、夏だから時間があるといっても、参考書の宿題を増やせば勉強量は増やせるのでそれで構わないので、講習はありません。
自分が疑問に思うのは、百歩譲って、現役生なら「夏だから夏期講習たくさんとって加速しよう!」ってわかりますけど、浪人生は毎日夏休みみたいなもんですよねw夏だから加速しよう、もっと講座を増やそう、そっちのほうが学習効率が上がるというならなぜ1学期からそのカリキュラムを組まないの?wwwって思います。なので、夏期講習は予備校が売り上げを上げるためのまやかしだと私は思っています。
② 武田塾は、一言で言うと何指導塾なのか。集団、個別、自立のうちのどれにあたるのか。
どれかと言ったら、個別かなと思います。
集団→絶対違う 自立→何をもって自立というのかがよくわからない
なので、個別かなあと思います。
でも、個別で授業をしているわけでもないし、私たちは「特訓」と呼んでいるので、どの部類になるのかよくわからないんです。ただ、正直、個別塾の仕組みと99%変わらないと思います。生徒に宿題を出し、個別にコマを組み、講師を割り当て、テストをし、わからないところを教え・・・というかんじで、武田塾の教室長の業務と個別塾の教室長の業務はまったくもって変わりません。
1%違うところは、「理念」とか「ノリ」であって、「授業では伸びないよ」「この特訓の対価が特訓料金なんじゃないんだよ」「一冊を完璧にしなきゃいけないんだよ」とかそういう部分なんです。
なので、分類的には「個別塾」なのかなと思います。
③授業をしない武田塾の強みをどのように広めていかれたのか。特に開業当初、どのような苦労をされてどのように乗り越えられたのか。
開業当初は初年度14名しか集まりませんでした。はじめの14名はよく信じてくれたなと思います。
でも、それでも信じてくれたのは「理念」に共感してくれたからかなと思います。
授業受けっぱなしにして落ちた、たくさん講習講座を勧められて逆に自学自習の時間が奪われ成績が下がった、予備校の授業よりも明らかに参考書で勉強したほうが速い、予備校は実際は特待生の進学校の生徒しか合格していない・・・そういう問題点を聞いて、武田塾のやり方のほうが正しいだろうと賭けてくれた生徒がいた、そこから実績を出したということでしょうか。
この方法は僕は絶対に正しいと思うので、この考えをブログやYOUTUBE、書籍などで広めたのが大きかったのかなと思います。苦労したのは「こんなに正しい方法で、こんなに最も成績の伸びる塾なのに、予備校の合格実績のほうがすごそうに見えるからなかなか正しさが理解されなかった」ことだと思います。
ーーー
浜田君、渡辺君、よく信じてくれたよなw
ありがとうw
みなさま、なにか武田塾に関する疑問があれば遠慮なくどうぞ\(^o^)/